校長日記

校長日誌 入学式

令和8年4月8日(水)、入学式を執り行いました。
厳粛な式典が行われる中で、2・3年生の部活動有志による校歌紹介が盛大に披露され、会場は歓迎ムードに包まれました。
改めて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
楽しく実り多い高校生活となるよう、教職員一同、全力で皆さんを支援しますので、新入生の皆さんも、多くのことにチャレンジし、自らを高めていってください。

以下は式辞の要旨です。表示されない場合は<続きを読む>をクリックしてください。

 

 

入学式式辞

若葉が萌え、新しい命が芽吹きだしたこの良き日、意欲に満ちた二百四十三名の新入生を迎え、埼玉県立飯能高等学校第四回入学式を挙行できますことは、教職員一同にとりましても大きな慶びであります。

入学式挙行にあたり、御来賓の皆様、新入生の御家族の皆様の御臨席を賜り、心から御礼申し上げます。

ただ今、入学を許可しました新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生、教職員一同、皆さんを心から歓迎いたします。共に充実した高校生活を築いていきましょう。

皆さんも御承知のとおり、この飯能高等学校は大正十一年に開校し、創立より百年を超える歴史を重ねてまいりました。その間、地域に根ざし、地域に開かれた学校として歩んでまいりました。三年前に地元の飯能南高校と統合し、新生飯能高校として新たな一歩を踏み出しました。両校の教育を大切に継承しながら、先進的な教育を融合させる取組を行っています。

新入生の皆さんには、この新しい教育環境の下で何事にも積極的に挑戦してほしいと願っています。

さて、先日、アメリカ航空宇宙局(NASA)が四人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船「オリオン」の打ち上げに成功し、約半世紀ぶりに有人宇宙船が月周回軌道に入りました。この「アルテミス計画」は、再び月に人を送り込むだけでなく、将来の火星探査へと続く新たな扉を開こうとする壮大なプロジェクトです。

しかし、この計画の真の力は、一国だけでは成し得ない、世界中の国々や専門家たちが協力し合って進められていることにあります。アメリカをはじめ、ヨーロッパ、日本、カナダなど、多様な国や背景を持つ人々が一つの目標に向かい、知識や技術、努力を分かち合っているのです。

これは、違いを超えた協力の素晴らしさ、そして世界が一つとなって新しい未来を創っていく可能性を示しています。皆さんも高校生活を通じて、様々な挑戦に直面することでしょう。多くの仲間と出会い、時には意見が異なることもあるかもしれません。しかし、互いの違いを尊重し、力を合わせることで、大きな目標を達成できるのです。

アルテミス計画が教えてくれるのは、夢や挑戦は決して一人で成し遂げられるものではなく、共に歩むことで可能となるということです。どうか皆さんも多様な人々と協力しながら、自分の夢に向かって進んでください。

新しい学びの場で、新たな友情と挑戦が実を結び、輝かしい未来が開けることを心より祈っています。

御家族の皆様、本校へのお子様の御入学、誠におめでとうございます。この場をお借りして、御家族の皆様にお願いがございます。お子様は高校三年間で精神的にも大きく成長します。また、多くの生徒が在校中に成年を迎えます。高校生活は、成年へ向けた最終準備の時期です。お子様が健全に自立した大人になるために、今は堅く握っている手を少しずつ離してあげてください。ただし、まだ分別に欠ける部分もありますので、目は離さずに見守っていただきたいと思います。目は離さず、手は離す――これが今の大切な関わり方です。

新入生の皆さんも、飯高生として、自立への意識を持ってこの三年間を過ごしてください。教職員も一丸となって皆さんの健全な成長を支援してまいりますので、御家族の皆様の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、御臨席を賜りました御来賓の皆様、御家族の皆様に改めて心より御礼申し上げますとともに、本日入学した新入生の皆さんが健康で実り多い学校生活を送ることができますよう祈念し、式辞といたします。