日誌(定時制)

令和3年度 第三回人権講演会

令和4年3月15日(火)

視聴覚室にて、本校教諭による昨今の社会問題であるヤングケアラーについての講演会を行いました。

 埼玉県が製作した小冊子「ヤングケアラーってなに?高校生編」を活用したスライドと、ヤングケアラーに関する短編映画を交えての講演を行いました。

(講演会前の様子)

ヤングケアラーとは、本来大人がすると想定されているような家事や家族の世話などをケアを日常的に行っている18歳の未満の若者のことです。

埼玉県が令和2年に行ったヤングケアラーについてのアンケートでは、ヤングケアラーという言葉を知っていた方は約16%でした。講演後の生徒アンケートでも、知っていた生徒は約25%でした。

講演では、まず、ヤングケアラーの日常、ケアによる学校生活への影響と相談相手、悩んだ時の相談先などについて説明しました。次に、主人公が高校2年生の女子生徒で、家で障害のある兄をケアするヤングケアラーの姿を描いた短編映画を鑑賞しました。

生徒たちは自分に関わる問題であると理解し、しっかりと耳を傾けていました。

 

講演後のアンケートで、「あなたがヤングケアラーだとしたら、周りの人からどんなことをしてほしいか」と質問したところ、「相談に乗ってほしい」「話を聞いてほしい」「遊んで気を紛らわして欲しい」「理解を示して欲しい」など周りの助けを必要とする意見が多く集まりました。

 

【生徒の感想】

・自分と同い歳の人が自分の事と、自分の家族の事を両立し生活しているなんてすごいなと思った。

・色々と難しい問題だなと感じた。もし周りにいれば少しでも話を聞いてあげたいと感じた。

・誰にも言えないことはすごく辛いし、自由にできないことがあるというのは苦しいなと思いました。

・介護だけだと思っていたけど兄弟の世話や家事も含まれることを知って、周りにもヤングケアラーがいるのかもしれないと思った。